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若大将

私Kが巨人歴代選手の中で一番好きなのが「若大将」こと、4番サード原辰徳
('05.9.3)


 

高校、大学時代に親子鷹として注目を集め鳴り物入りでプロへ。
爽やかなイメージも仇となってか批難を浴びやすかった。
巨人の4番という重責を担い、「チャンスに弱い」と言われ続け、ケガ&スランプ明けにお立ち台でインタヴューを受けるとすぐ涙ぐんでしまう。
今思うと自分の中に「判官びいき」という感情を芽生えさせてくれたのは辰徳に違いない。
周りの批難が大きくなればなるほど余計応援したくなったね。
アンチ巨人の父を持つ俺は巨人の勝利に歓喜することが反抗手段の一つだった。

フラストレーションをバットで弾き返した時の表情は清原の100倍カッコイイ。
爽やかだけではない、だが決して暴力による威嚇などしない、熱い男なのだ。

打席に立った時の左腕の引き具合が印象的で、豪快にレフトへ引っ張るホームランは通算382本。
怪我、松井の入団、落合の移籍などで出番が減り、95年引退。
引退時のスピーチで「私にはまだ夢の続きがあります」と、現場復帰を示唆。


グラウンドから去る時・・・

選手達が作ってくれた長い花道を歩き

その最後には笑顔の長嶋監督が待っていた

感極まって涙を流し、監督と抱き合う辰徳


俺が選手の引退で涙したのはこの時だけ。
正直、このシーンを思い出しながら文章書いてるだけでかなりウルウルきてる。

引退後は長嶋監督の元、99年ヘッドコーチとして現場復帰し、ミスター退任後は監督就任!
2002年、就任1年目で優勝させるのであった。

しかし、2年目に成績不振を理由か?球団との軋轢か?チームを去ってしまう。
そして再び感動のシーンが。
甲子園球場でのシーズン最終戦でなんと当時の星野監督から辰徳へ花束の贈呈が行われたのだ!
アウェーで、しかも一番のライバル球団からの意外かつ粋な計らい。
星野監督から「また必ずユニフォームを着る時がやってくる。それまで頑張れ!」と声を掛けられ、選手時代同様に感極まって涙を流し、監督と抱き合う辰徳。

ウゥッ・・・なんでこんなドラマチックな演出ができるんだ(T-T)


涙の若大将、原辰徳の復活を待っています。

 


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