まずは好きな選手を羅列して、そこから1番から9番まで選んでみよう。
この時、意識したのは「生え抜き選手」「伝説の選手は含まず、現役時代を知ってる選手のみ」ということ。
早速だけどこんな感じかな。
▼オーダー
1.(左)松本
2.(遊)川相
3.(右)高橋由
4.(三)原
5.(中)クロマティ
6.(一)中畑
7.(二)篠塚
8.(捕)阿部
9.(投) |
▼先発ローテーション
江川
桑田
上原
槙原
|
▼代打
吉村
岡崎
元木
山本雅
|
▼中継ぎ、抑え
鹿取
角 |
▼監督
長嶋茂雄 |
うーん、ベタだな・・・。
しかも左打者と右投手が多い。
1〜7番まで左、右、左、右・・・と交互になっているが、2番川相の位置には当然、篠塚もアリ!
そういえば松本はスイッチヒッターだったか。じゃあこれは右投手の時の話だね。
余談だが松本のニックネーム「青いイナズマ」は近藤真彦「ブルージーンズ・メモリー」歌詞の一節からきてるのだろうか?
そうだとすれば、マッチ→松本→SMAPと受け継がれたことになる。 理想的な攻撃は1、2番で得点圏へ進め、クリーンナップで返し、強力な下位打線で更に攻め立てる・・・というモノだが、川相の小技でバリエーションは増えそう。
それこそヒット無しで1点を取る野球もできる。(四球→盗塁→送りバント→犠牲フライ、みたいな)
代打も思いつくのは左ばかり。右のもう一枚は無理矢理「左殺しのマサオ」こと山本雅夫を入れてみた。
ところでこの人は生え抜きなのか!?
内野陣は名手の二遊間が渋く固め、ムードメーカー「絶好調!」中畑清が投手を励ます。
外野では「プリンス」高橋由伸がミラクルキャッチ!(そしてまたもやケガ)
打点を上げた後、守備につくクロマティが「バンザーイ、バンザーイ」
そういやクロマティも生え抜きじゃなかった!ナハハ・・・。
クロは例外ってことで勘弁してもらいましょうか。
先発ローテは・・・まあ、調子のイイ順に♪
谷間は左の新浦、宮本、高橋尚を中継ぎ併用で。
いつも汗だくで「カッパ」の異名をとった新浦は特にタフだ!
中継ぎ、抑えの鹿取、角は当時と同じく打者の左右に合わせて順不同で登場。
このメンツがそれぞれ選手として全盛期だったらメチャメチャ強いだろうなぁ。
そんなチームを、良い意味でも悪い意味でも掻き混ぜてくれるのは「ミスタージャイアンツ」長嶋監督!
よってペナント争いは最後まで面白くなるでしょう♪
◆選考から外した選手
相手チームの選手が悪夢でうなされたというシュートの持ち主、西本は後に中日で更なる活躍をするので。
そして「ゴジラ」松井もヤンキースで活躍をする訳だ。
しかし一番の理由は松井と原辰徳が一緒に出場して欲しくないってこと。(原が目立たなくなるから)
ちなみに鹿取、角も移籍して活躍するがハッキリ言って中&抑はこの二人しかいないので。
「意外性の男」山倉に関しては思い入れ的に阿部より上だが、バッティング面で阿部に軍配が。
山倉のサインが江川に無視されていて、そのうち山倉はサイン出すのをあきらめたという噂も!
「90年代最高の投手」全盛期の斎藤雅樹は楽勝過ぎる。
「野球エリート」仁志はフォロースルー(打った後の型)があまり好きじゃない。
「天性のバッティングセンス」を持つといわれる清水は守備に問題が・・・。
二岡はファンに冷たい。
◆他の人の意見
自分だけで考えててもあまり面白くないのでちょっと人の意見を聞きたくなった。
身近で巨人ファンは、夏組本部とMR。
さすがに本部に「夢のオーダーは?」と聞くわけにはいかないので、MRに尋ねてみる。
「1〜9番まで、何のシバリも無しでイイから教えて」と問うと、さすがに生粋の巨人ファンだけあって物凄く悩んでいるではないか。
そりゃ9人だけ選べと言われれば逆に悩みが増えるので「よかったら先発、中継ぎ、抑え、代打、監督も」
なんとこれに対してMRはベンチ入り30人、全て考えてくれた!
頼りになる助っ人宇宙人だなー。
※以下は送られてきたメールをそのまま引用。(誤字は修正してるけど・・・)
監督:長島茂雄
助監督:王貞治
コーチ陣はちょっと勘弁...。
1番:篠塚(セカンド)
2番:川相(ショート)
3番:クロマティ(センター)
4番:松井(レフト)
5番:原(サード)
6番:吉村(ライト)
7番:駒田(ファースト)
8番:阿部(キャッチャー)
9番:(ピッチャー)
控え
キャッチャー:山倉,村田真
内野:中畑,仁志,岡崎,二岡,元木
外野:清水,高橋由,松本
ピッチャー
先発:江川,西本,桑田,上原,高橋尚
中継ぎ:宮本,久保,木佐貫,槙原
抑え:鹿取,角,サンチェ
こんな感じかな?
選考基準は、
・FA、トレード組は含めない
→工藤や清原も入れたかったけど...
・俺がTVでリアルタイムで見ていた選手のみ
→金田や沢村入れたら反則だろ!?
懸念事項は、
・左投手が少ない
・先発陣で右打者が少ない
選考基準を守らなければ、上記懸念事項はクリアされるんだけど、
そこはあえて守って決めたよ!
多分Kが考えるやつは、4番サード原が確定してるんだろうなぁ。
以上、MRの夢のオーダー。
へぇぇ、やはり人のヤツを見るのは面白いな♪
抑えに顔のデカいストッパー、サンチェ入れてるねぇ。
鹿取、角の後に出てきたから余計、球が速く感じた。
「4番サード原」ね、勿論確定してましたよー♪
気になったポイントが3つあった。
1.縛られるのが好きなMRにあえて「シバリ無し」と伝えたが、彼自身で打ち出した選考基準が俺の選考時に意識した事と全く一緒だ!
2.そして選考したオーダーに対して、左投手が少なく右打者が少ないと懸念している。
これも俺の最初のつぶやきと同じ内容。
3.最後は先発ローテに斎藤雅樹を入れてないところ。
もし理由も同じだったらスゴイぞ!
俺が挙げた選手のほとんどがメンバー入りだし、ここまでかぶるとなると俺達の世代の巨人ファンに同じことを聞いたら、似たような答えが帰ってくるかもな。
データはたった二つなのであまり極端な事は言えないけど。
◆総括
現役時代をよく見ていた選手だけで選ぶと、思ったより幅が狭いように感じるね。
そりゃそうか。
大まかに、三世代くらいしか見てないんだもんな。
80年代〜 |
80年代後半〜90年代 |
90年代後半〜現在 |
江川
西本
新浦
加藤初
定岡 |
中畑
篠塚
松本
原
クロマティ
吉村
山倉 |
斎藤
槙原
桑田
宮本 |
駒田
川相
元木
村田
数々のFA選手
松井 |
上原
高橋尚
期待の若手投手達 |
仁志
清水
高橋由
二岡
阿部 |
一つの時代を築いたチームは必ず世代交代が訪れる。
その周期は大体6〜10年くらいか。
上原など、メジャーを狙う選手もいるだろうし、そろそろ次の世代も芽を出して欲しい。
木佐貫、久保、林、野間口、投手陣の素材はかなりイイが、野手がどれだけ出てくるか?
もし松井がメジャーに行かなければ、彼を中心に上記『90年代後半から現在』の選手達で黄金期が来るハズだった。
軸を失った巨人は思った以上に歯車がかみ合わなくなり低迷。
2005年8月の時点でセ・リーグ5位。
相変わらずのケガ人続出、投壊、チーム意識の欠如、はき違えた若手育成、選手とベンチとフロントの不協和音・・・弱いねぇ。どっか行けって感じだよ。
ファンだって選手同様、悪い時には良い時のイメージを持つことが大切だ。
しばらく我慢が続きそうなので、ひととき「夢のオーダー」に思いを馳せるのでありました。
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